精密板金業界の経営の可視化

結果を導く行動につなげる見える化3段階「視・観・診」

一つ目が全体像を見る「視」
顧客の言葉や態度、表情をありのままに見ることがポイント。

二つ目が過去からの経緯を見る「観」
余計な先入観などは排除し、客観的に事実をつかむことがポイント。

三つ目が内面や意図を読む「診」
顧客は常に正しいことを言ってくれるとは限らないし、本音を隠すことも多い。
だから必ず裏読みをしなければならない。
顧客の意図や発言の背景を「推察」すること「診」がポイント。

<IT日報でのデータの活用事例>
顧客は「買う」と言っても買ってくれるとは限らない。
「高い」と言っても実は「結構安いな」と思っているかもしれない。
相手の言うことを鵜呑みにしていては商売にならない。
この裏読みした「推察」をIT日報に入力しておく。
IT日報だと、その日の日報だけでなく、顧客別に整理されて過去からの経緯が分かるようになるから「観」ができるようになる。
その場その場の「推察」にはどうしても読み違いがあるが、これが積み重なって「観」で見ると・・・
「あぁ、だいたいこういう時には買ってくれるな」
「いつもこの時期には○○○を買うんだな」
「この人は権限がありそうなことを言っているけど権限がないな」という決定要因・判断基準がつかめる。

そして、顧客の判断基準が予め分かってから営業活動を実践する。
「予測にもとづく提案営業」である。
「顧客の見える化」とは、ただ顧客のデータがあれば良いのではない。
人の行動が伴ってこそ「IT化」は重要となる。

「孫子曰く、之を策りて得失の計を知り、之を作して動静の理を知る。」
(敵の動きを見張るのではなく、敵がいつ動き、いつ動かないかの判断基準を知れと説いている。)

経営の可視化

image「○か×か?」、「儲かっているか?・儲かっていないのか?」を何時の時点で把握出来る
かが重要です。
締めれば(決算等)わかるのは当たり前です。
結果としてわかる仕組みではリアルタイムに判断と決断が要求される中小企業の経営
者にとっては意味をなしません。
戦う以前にわかってこそ「経営判断」の助けとなります。
これこそが「経営の見える化」です。

見える化とは「異常」の可視化です。
儲かっていない製品(赤字の製品)を見分けることから始まります。
なぜ、多くの中小企業は「赤字の製品」を作り続けているのでしょうか?
気づいていないからです。
その原因の多くは製造現場の「めまぐるしく変わる数量変動」と「製品の作りにくさ」
に起因することが多くあります。
これらの問題点を「見える化」し、如何に儲かるようにするか(改善)が経営の異常が
見えた次の段階の取り組みとなります。

まずは、戦う以前に「経営判断」の正しい情報が得られるような体制を構築し、会社
のあるべき姿に向けて経営努力をして参りましょう。

≫ TED (生産管理システム)

営業の可視化

image企業にとって人材も大切だが、売上がなければ優秀な人材が逃げ出していく。
営業の仕事が見えない。
取引先が見えない。
クライアントが、何をやっているのか?何を悩んでいるのか分からない。
分かっているのは、単価の減額と、数量の減少!
売上が悪いという結果は分かるけれども、なぜ悪いのかが見えない。
なぜ悪いのか、なぜ売上が伸びないのか、原因が分からなければ手も打てない……。

「厳しい時だからこそ営業が頑張れ」では何も変わらない。
発破をかけたら売れるなら誰も苦労しない。
頑張らないより頑張った方がいい。
回らないより回った方がいい。
そう思って頑張っても結果がついてこない。

本当の情報を知ることが欠如している。
なぜ?受注数量が減少したのか?
 ・製品の品質の問題か?
 ・納期の時間の問題か?
 結果だけに振り回されずに、その結果を導いている要因の見える化が重要となる。
「営業なくして経営なし」です。
「営業の見える化」は『顧客』『競合』の「見える化」です。
「営業の見える化」は、全社営業体制作りです。
決して営業部門だけのものではありません。
顧客のニーズをつかみ、競合の動きを把握し、売れるモノを生み出して、効率よく販
売する仕組みを作るのが「営業の見える化」です。
社内に目を向けると、それは「非営業部門への見せる化」でもあります。

≫ 人材育成

顧客満足度を「可視化」

imageお客様にとって、本当に価値のある製品・サービスを提供できているのか?
製造業の現場いえば、「カイゼン」「ジャストインタイム」などなど多くの科学的ア
プローチがされています。
しかし、それだけでよいのでしょうか?

「顧客満足」とは、何でしょうか?
顧客の事前期待の達成度
成果品質とプロセス品質の二つがある

正確性、迅速性、柔軟性、共感性、安心感、好印象

製造業の中小企業だからこそ出来る「顧客満足」
ただ、受注した製品を作り届ける時代から、次の時代に移りつつあります。
小回りの利く、そしてフットワークの軽い中小企業だからこそ出来る「顧客満足」
その為に重要なのが、顧客満足度を「可視化」です。
顧客情報(受注内容、時期、数量、リピート率、満足度評価、クレーム&対応履歴等)の
蓄積と分析、評価から、
顧客のニーズをつかみ、売れるモノを生み出して、効率よく販売する仕組みを作るこ
とにつなげます。

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品質を「可視化」

image生産要素とマネジメント手法と「見える化」の本来目的

製品の生産を行う場合は、生産要素5M(材料:Material、機械:Machine、方法:Method、人:Man、計測:Measuremen)のマネジメントが重要です。
所定の品質水準を確保するためには、これらの個別管理と結合管理を必要とします。
結合とは、生産の実施であり、結合の結果として現れるのがQ(Quality)、C(Cost)、D(Delivery)です。
望ましいQCDは、5Mの結合管理だけではなくて、個別管理もまた合理的に行われていなければ達成できません。

モノづくりには、多くのトラブルが日々発生しますが、個々のトラブルの直接原因は、技術上の不具合が起因しているかもしれませんが、その真因は管理の不十分さによることが多いものです。
個々の技術がいくら優れていても、これらがうまく結合されていなければなりません。
弱いところは、常に補強していくようにしなければ、持てる力を100%発揮することはできません。
このために、「管理」が必要となってくるわけです。
つまり、トラブルを管理上の原因の除去に結び付けるようにすれば、効果の大きい対策が期待できます。

品質管理での「管理」とは、「方針を定めて目標を決め、決めた根拠をデータなどを集めて明確化させて標準化していくための継続的な努力である」といえます。

品質の向上や業務改善などに広く用いられているマネジメント手法に「PDCAサイクル」があります。

Plan(計画、基準、標準、指示) 
従来の実績や将来の予測などを基にして「あるべき姿(ありたい姿)」の目標を設定し、業務計画を作成する。
また、それを実現するためのプロセスの立案や設計(改訂)を行うことです。

Do(実行、実施、遂行、作業) 
立案された計画に沿って業務計画を実施することです。

Check(差の検定、反省、点検、評価、監査、検査、試験、確認)
計画に沿って仕事がなされているかどうかを測定結果などにより評価することです。
また、結果を目標と比較するなどの分析を行って、業務の実施が計画に沿っているか
どうかを検証・確認ことです。

Action(改善、是正、処置、対策、修正) 
実施結果の評価により、それが計画から外れていれば計画を是正することです。
また、実施が計画に沿っていない部分を調べて、予防処置などの改善を行い、プロセ
スの継続的改善や向上に必要な処置を実施し次の計画に反映させることです。

「見える化」の本来の目的は、異常(例外)な事態が発生した場合に適切な処置が行わ
れるように「異常が見えるようにすること」です。
従って、あらかじめ、正常な状態と異常な状態を明らかにしておかなければなりませ
ん。
この方法が「標準(化)」です。

≫ TED (生産管理システム)

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