株式会社中野鍛造所 様

株式会社中野鍛造所 様

鍛造工程をリアルタイムで可視化
日報を廃止し、付加価値生産時間の最大化を実現

大阪府東大阪市/従業員数50名

業務内容:非鉄金属を中心とする各種熱間鍛造品の製造・販売

企業HP:株式会社中野鍛造所

導入効果

  • 日報を廃止し、付加価値を生む生産時間を最大化
  • 運送手配、進捗確認等による残業を大幅に削減
  • 全体の進捗を一元管理
  • 本社と工場のリアルタイム連携を実現

代表インタビュー

      株式会社中野鍛造所 代表取締役
     徳田 勝也  様

TEDの導入後、大きく改善された点を教えてください。

進捗をリアルタイムで把握できる機能により、間接業務の時間を大幅に圧縮することができました。

本社と工場が離れているものですから、以前までは製品の問い合わせがあるたびに工場に電話をかけ、各製品の進捗を担当者が確認し折り返す、という業務に多くの労力を割いていましたが、今はTED内で製品番号を検索するだけで進捗がわかるようになりました。

リアルタイムでの進捗把握は他にどのような点で役立っていますか?

まず一点目は日報の必要がなくなりました。

以前より、社内状況をリアルタイムで把握することができればわざわざ1日遅れで情報が伝わる日報など必要ない、と考えていました。

記入、集計、分析、データ化。日報に付随する間接業務をなるべく減らし、付加価値を生む生産時間を最大化することが中小製造業の最大の目的だと考えていたので、今の工場の様子がリアルタイムで伝わってくるこのシステムは非常に使い勝手がいいです。

二点目は運送用のトラック手配等が楽になりました。

今の生産状況が見えれば翌日の規定時間までに完了する製品量も大体把握することができますから、何トンの重量が必要なのか余裕を持って判断することができています。今までは残業してトラックの手配をかけていましたから、ここは非常に楽になりましたね。

今後の中小製造業が目指すべき姿としてお考えがあればお願いいたします。

付加価値生産時間の最大化だと思います。

一次業務、二次業務がある中でいかに一次業務の時間を長くしていくか。社員でありプロである人間が二次業務に多くの時間を割いていては、低価格、高品質という中小製造業の魅力がどんどん失われていきます。

仕事量を増やす、人員を多く確保することには限界がありますから、いかに効率よくお金にならない部分をなくしていくか、仕事をデジタルに置き換えていくかが今後の肝になると考えています。

また今後どんどん若い人材が減っていく中で、いかにかっこよくスマートに仕事を進めていけるかも大切だと思います。営業マンがタブレットを持ち歩き、その場で生産状況を把握しながら商談を進める。

非常に効率的でかっこいいじゃないですか。

数字の転写や集計等の単純作業の時間をなくし、かっこいい仕事をする。
今後絶対人口が減っていく中で、製造業全体にそのようなスマートなイメージを持たせていくことが今後の発展にとって不可欠だと思います。


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