受賞報告：プロフェクト参画企業の株式会社広島メタルワークが、TEDの活用により、経済産業省から「DXセレクション2024」の優良事例に選定されました

プロフェクト株式会社参画企業の株式会社広島メタルワーク（広島県広島市、代表取締役　前田啓太郎）のDXに関する取組が、2024年3月19日、経済産業省が主催する「DXセレクション2024」の優良事例に選定されました。同日に経済産業省で行われた表彰式には、広島メタルワーク　代表取締役　前田啓太郎、プロフェクト　代表取締役　阿部志郎　同中小企業診断士　阿部慎太郎が出席し、前田社長に表彰状を授与されました。

同社は、プロフェクトの総合生産管理システムTEDを活用し、生産性向上や業務の効率化を実現。データドリブン経営で、新たな付加価値を創造し、企業競争力の強化を実現しています。

中央：広島メタルワーク　代表取締役　前田啓太郎
左：経済産業省　大臣官房審議官（ＩＴ戦略担当）　牛山智弘氏
右：審査委員長　明治大学経営学部　教授　岡田浩一氏

DXセレクションとは

広島メタルワークの取り組み

中小製造業のDXの第一歩は生産管理システムの活用にあります。かつてのシステムではごく限られた台数の端末しか使えませんでしたが、現在のTEDでは50台の端末が工場で稼働しています。１人１台の端末導入で、全員がリアルタイムに正確な進捗データを取得、手元で図面、情報の共有などの操作が非常に簡単にできるようになり、QCDの向上に大きな効果を上げています。

また、同社をはじめとする8社がプロフェクトとして共同開発・販売しているTEDは、中小製造業のDXを中小製造業の目線で具現化するソフトウェアであり、その取組が中小製造業の生産性向上を戦略的に実行し、業界の発展に資する点も、評価につながりました。

広島メタルワーク　代表取締役　前田啓太郎のコメント

今回、DXセレクション優良事例選定の一報を聞き、大変光栄に思いますとともに、従業員全員にとって励みになるものであります。この栄誉ある賞をいただけたことは、当社のDXの取組が正しい方向へ進んでいる証であると考えます。ビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、ビジネスモデルを変革するとともに、業務プロセス、組織、企業文化を変革し、競争上の優位性を確立するために、今後さらに邁進して参ります。

プロフェクト　代表取締役　阿部志郎のコメント

プロフェクトの生産管理システムTEDの活用により、広島メタルワークが「DXセレクション2024」の優良事例に選出されたことを誠に栄誉に思います。これもひとえに「中小製造業の中小製造業による中小製造業のための」を謳い文句に、中小製造業のDX推進、生産性向上に取り組んできた賜物であります。これからも全国の中小製造業のDX支援に全力で取り組み、中小製造業を元気にして行きたいと考えています。

広島メタルワークのDXの取組

経済産業省「DXセレクション2024」選定企業レポート