⑥ゴミ0

ごみの分別をする目的は、ゴミの減少「リデュース(Reduce)」、再利用「リユース(Reuse)」、再資源化「リサイクル(Recycle)」、不要なものは断る「リフューズ(Refuse)」という4つの考え方で、循環型社会を作ることにあります。
この分別の基本となる4つの考え方は、それぞれの頭文字をとって4Rと呼ばれています。
温暖化対策の一環としても、ゴミ処理にかかるエネルギーや温室効果ガスの排出量はかなり多く、分別によるさらなるゴミの削減と新しい資源の確保が必要となっています。
ゴミの分別は、新しいエネルギー資源の宝庫であるとして注目されているのです。

ごみは、一般廃棄物とも呼ばれ、産業廃棄物(事業活動に伴って生じた廃棄物のうち、燃えがら、汚泥、廃酸、木くず等19種類が特定される)以外の廃棄物を指します。
一般廃棄物には主に家庭から発生する家庭ごみとオフィスや飲食店などから排出されるごみ(事業系一般廃棄物)も含まれます。

廃棄物の分別の徹底による有価物化の取組例
分別・有価物化の推進
「分別作業手順書」(自社内容に準じて定める)を作成し、それに従い分別を徹底し、リサイクル可能なものはできる限りリサイクルをおこないます。
分別品目はリサイクル・リユース品40品目(自社内容に準じて定める)、廃棄物関係15品目(自社内容に準じて定める)として、日常業務の中でこれらの作業を行います。
不要機材等の分別方法が不明な廃棄物に関しては一時保管場所に保管し、専門的な知識を有する者が分別(有価物化)を行う仕組みとします。
分別後の廃棄物については有価物化が可能であるか否かを個々に検討して可能な限り有価物化するようにします。
また、分別の際には必要に応じて解体を行い有価物を分離して、可能な限り有価物化するようにします。
上記の取り組みについても「文書化」(日時、排出物名、以前の状況、現在の状況及び取り組み、担当責任者名、備考)し、可視化できる内容とし、更に有価物化する為のステップとします。

4Rとは

・リデュース (発生の抑制)

・リユース  (製品・部品の再利用)

・リサイクル (再生資源の利用)

・リフューズ (納入拒否)