ムダ0

中小製造業には多くのムダが存在します。
その中でもとくに顕著なムダが、原価のムダです。

原価とは大きく分けて4つの費用で構成されています。
材料費、外注費、実績時間、チャージ(人材費・償却費・消耗品費など)。
これらの費用がどれだけかかっているかを正確に把握することで、原価のムダを防ぐことができます。
意外と簡単だと思われるかもしれませんが、この「原価を正確に把握すること」が非常に難しいのです。
とくに、実績時間やチャージを正確に把握するのはかなり難しいでしょう。

ここでは実績時間を例にあげてみます。
実績時間を正確に把握するには、各作業者がどのような作業にどれだけ時間をかけたかを計測/記録することが必要になります。
ただ出社時間と退社時間を記録すればいいわけではありません。
休憩時間・準備時間・物を運ぶ時間などを除いた純粋に各作業にかかった時間を記録する必要があるのです。
めんどくさいと思われるかもしれなく、実際めんどくさいのですが、便利なツールを用いて記録することで正確な原価が浮かび上がってきます。
それによってムダのある箇所をピンポイントで特定できるようになり、有効な改善が可能になるのです。

このように、原価のムダを排除するのは一筋縄では行きません。
時には社内の仕組みをまるごと変える必要もあります。
また、会社によって解決の仕方は異なるため、ある会社のやり方が成功したから別の会社でも同じやり方で成功するとは限りません。

中小企業には、それぞれの生い立ちによる個性があります。
また、その個性こそが他社に対する差別優位性になっています。
その個性を共有し貴社に合ったムリの無い、成果に直結するご提案をさせて頂きます。
まずは、ご連絡をください。