標準工数
標準工数に対して実績工数があります。
その対比が生産性であり、作業能率などに発展して行きますが、その能率差異が「加工工場の命=利益」です。
しかし「標準」と言っても、これは最高でも最低でもありません。
余裕率の考え方などで、大きくブレが有ったりします。
また、指定率も考え方や、設備や班構成、編成効率等々様々な前提条件が多く関連しています。
標準工数と定められている時間の中には、短縮できる時間が多くあるはずです。
「実際に動いている時間は一日2時間程度、作業能率100%」でも、前後の準備時間や余裕時間が6時間近くある場合もなります。
これを3時間動かす事が出来ば、作業能率150%になります。
標準時間というのも、作業能率を把握する一つの考え方であるということです。
「100%の作業能率」などは、あるべき姿かた捉えれば、過去におけるただの通過地点であるといえるでしょう。
人間のやっている動作にはまだまだ知恵の出る部分がたくさん有ります。
更に、気持が変れば上にも下にも行きます。
標準工数を少し掘り下げて、ロスを無くし、効率の良い、疲れない職場をめざしましょう。
動作研究、職場改善、5S、チームワークなどやる事は沢山有ります。
ここで重要なのが、「常に正確なデータの把握」となります。
基準となる情報の「入手の仕方」と、「正確な計測に基づいた」データで無ければ、役に立ちません。
作業時間の把握などは、各現場の作業員の負担増にならず、着完がリアル把握対応出来るシステムの導入をお勧めします。
中小企業には、それぞれの生い立ちによる個性があります。
また、その個性こそが他社に対する差別優位性になっています。
その個性を共有し貴社に合ったムリの無い、成果に直結するご提案をさせて頂きます。
まずは、ご連絡をください。