【補助金最新情報】IT導入補助金2025通常枠の6次公募(10/31締切)と7次公募(12/2締切)のスケジュールが発表!

2025年8月4日、IT導入補助金2025通常枠の6次公募(10/31締切)と7次公募(12/2締切)のスケジュールが発表になりました。今年はもしかして9月締切の5次公募で終わりではないかと懸念していましたが、12月締切の7次公募まであるということです。
なお、IT導入補助金は年度の後半になるにつれて申請者が増加する傾向があると言われています。これにはいくつかの理由が考えられます。
情報収集と準備期間: 補助金の公募開始直後は、まだ情報収集や申請準備に時間がかかる企業が多いため、申請数が比較的少ないことがあります。時間が経つにつれて、情報が行き渡り、導入したいITツールや事業計画が具体化してくる企業が増えるため、申請数が増加します。
駆け込み需要: 特に年度末に近づくと、その年度中に補助金を利用したいという「駆け込み需要」が増える傾向があります。
不採択者の再申請: 過去に申請して不採択になった事業者が、内容を見直して再申請を行うケースも多く、これも後半の申請数増加に寄与します。
申請件数の増加は競争の激化に繋がり、予算が枯渇すると採択率が急減する可能性もあります。
実際、2024年度のIT導入補助金では、最終募集回で予算が枯渇し、通常枠で採択率が大幅に低下しました。2025年も、すでに2次採択まで結果が出ていますが、厳しい状況が示されています。IT導入補助金2025は、過去のような70%台の採択率は望めないと考えるべきです。かかる事情については、7月30日付けの当HPの記事「【考察】IT導入補助金2025の採択率はなぜ下がってきたのか?採択率アップのポイントは?」で解説していますので、ご覧ください。
https://www.profect.jp/2025/07/30/it導入補助金2025の採択率はなぜ下がってきたのか?/
したがって、後半に申請者が増えると、さらに採択されにくくなると考えた方が良いでしょう。準備が整い次第、早めに申請を行うことが、採択の可能性を高める上で重要と言えます。
また、締切の直前は申請マイページおよびIT事業者ポータルへのアクセスが集中するため、各種画面の遷移、SMS認証等に伴う接続時間が通常よりも長くかかってしまう可能性があります。そのため、各種申請・提出は、日時に余裕をもって行ってください。


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