生産管理の資格「QC検定」、2025年9月から3級・4級がさらに受検しやすく!

生産管理の資格の一つである「QC検定(品質管理検定)」が2025年9月から、3級・4級がさらに受検しやすくなります。試験方法が従来のマークシート方式からコンピュータ試験(CBT)に変更されます。
QC検定を主管する JSA GROUP (日本規格協会グループ)のサイトから引用してご説明いたします。
QC検定とは?
品質管理検定(QC検定)は、品質管理に関する知識をどの程度持っているかを全国で筆記試験を行って客観的に評価を行うものです。 第1回試験は2005年に行われ、現在は年2回(9月と3月)の試験が実施されています。学生(高校生等)、社会人など幅広く申し込みがあり、全国で合格者は累計66万名を超えています。 日本のほとんどの企業では、品質管理が実施されています。この品質管理を実施するためには、そこで働く人々の品質管理に関する意識、能力、改善能力が重要です。この品質管理能力、改善能力といった能力を発揮するためには、品質管理の知識だけでなく、個人のリーダーシップ力やモチベーション、それらを引き出す組織体制などといった多くの要素が関係します。しかし、一番の基本となるのは品質管理に関する知識であることは事実です。 また、品質管理の知識といってもどのような問題を解決するのか、によって必要となる知識は異なります。そこで「QC検定」では、企業においてどのような仕事をされているか(これからするか)、その仕事において品質管理、改善を実施するレベルはどれくらいか、そしてその管理・改善をするためにどれくらいの知識が必要であるかにより四つの級を設定しています。
対象となる方々は、主に以下のとおりです。受験資格は、各級とも制限はありません。1級~4級の、どの級からも受検することが可能です。

3級・4級はコンピュータ試験(CBT)へ変更
第40回QC検定(2025年9月実施分)から、3級・4級は従来のマークシート方式での試験からコンピュータ試験への変更が予定されております。 なお、第39回QC検定(2025年3月実施分)までは、これまで同様、1級から4級までマークシート方式により、試験日に全国一斉で試験が実施されます。
これまでは、3月と9月の年2回(日曜日)に試験日が限られておりましたが、CBTでは、設定された受検期間であれば、空席のある全国のテストセンターにおいて、自ら受検日時と会場を選択して申込が可能となります。日曜日は受検できない事情のある方は、土曜日や平日を選択することができます。


*CBT(Computer Based Testing)とは
CBT(Computer Based Testing)とは試験を全てコンピュータ上で行う試験方式です。受検者はパソコンなどに表示される問題に対してマウスやキーボードを用いて解答するもので、さまざまな資格・検定、大学の語学入試、企業の採用試験などで活用が進んでいます。 なお、現在QC検定の3級・4級で導入準備を進めているCBTは、自宅ではなく、品質管理検定センター指定の全国のテストセンター(コンピュータ試験会場)で受検する方式です。テストセンターで用意されたパソコンを使用して解答します(テストセンター型のCBT方式)。
詳細は、下記のJSA GROUP の資料をご覧ください。
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