製品管理

操作説明動画

製品マスタ

[F0201_製品検索]画面

メニューの「製品管理」ボタンを Click すると、下図の「F0201_製品検索」画面が表示されます。

[F0202_製品マスタ一覧]画面

「製品管理」から起動した場合、製品を選択すると製品マスタ画面が開き、製品のメンテナンスをします。

※ 別画面から部品を選択する為に起動した場合は製品選択後元の画面に戻ります。

① 検索欄

良く利用する検索項目を用意しています。

② 検索結果一覧

検索項目に該当する製品が一覧表示されます。

③ ページ設定

1 画面に表示しきれなかった場合、表示されます。

④ 機能ボタン類

ここの表示は、企業ごとに多少異なる場合があります。

[F0203_製品マスタ]画面

製品の情報を登録、変更、削除の機能により、製品のメンテナンスをおこないます。

[メニュー] – [生産マスタ] – [製品マスタ]

① 製品基本情報

製品の基本情報を入力します。

マスタを新規に登録した時、修正した時の時間とログインユーザー名が自動的に記録されます。

② その他便利機能

▼ 製品種別が「部品」「製品」である場合、機能ボタンは下図のように表示されます。

▼ 子部品の場合、[出荷履歴] ⇒ [利用状況]

▼ 製品種別が「部品」以外の場合、[受注履歴]は使用不可になります。

├ 在庫状況

製品種別が部品の場合に利用できます。

「F98_受注履歴」画面が起動し、起動している製品の受注状況が確認できます。

更に、ヘッダーをクリックすると、「F0501_受注管理」画面が起動し、受注詳細を確認できます。

├ 出荷履歴

製品の場合に利用できます。

「F98_出荷履歴」が起動し、上部検索欄の出荷日範囲を指定するとその間に出荷された履歴が一覧化されます。

又、ヘッダーをクリックすると、「F0902_出荷登録」画面が起動し、出荷詳細を確認できます。

├ 利用履歴

製品以外の部品に使用できます。

「F98_構成利用状況」が起動し、この部品がどの部品の構成品となっているかを一覧化します。

又、ヘッダーをクリックすると、構成元となる部品情報「F0203_製品マスタ」が起動します。

├ 製品一覧

F0202_製品マスタ一覧」が起動します。F0202以外の場所から利用している時に活用できます。

又、ヘッダーをクリックすると、起動中のF0203の内容が変更されますので、ご注意下さい。

├ 複写登録

工程や構成等の情報がほぼ同じである部品を複写して追加登録する場合に使用する機能です。

複写元となる部品を起動した状態で[複写登録]ボタンをクリックします。

すると複写元部品とまったく同じ部品が、複写され図番の後方部に「(コピー)」と表示されます。

複写先の製品情報に修正し[ 修正 ]をクリックして下さい。

└ 新規登録

ある部品を起動中に実行すると、すべての情報がクリアされ、新規追加モードとなります。

新規部品の情報を入力し、[ 追加 ]ボタンより登録してください。

【材料タブ】

製品の関連情報が複数のタブで構成されています。

材料タブは、材料である母材に関する情報、また部品寸法を登録し材料費の管理をおこないます。

登録製品の部品寸法を入力します。(単位はmm)

【工程タブ】

登録製品の工程を登録し、登録した工程毎にリードタイムや担当者、品質検査などを登録します。

– 1、工程登録

工程を登録するには下記の順に操作します。

工程登録画面が表示されます。

– 2、工程削除

– 3、工程詳細登録

工程毎に各自設定をおこないます。

右画面に選択した工程詳細情報が表示されます。

段取り時間や、加工時間を設定します。

—> 品質検査登録

ここでは、工程でおこなうべき検査の検査方法や検査基準を定め、工程報告時に「品質検査チェック」画面を表示する

為のものです。

登録していない場合は、工程報告時の「品質検査チェック」画面は表示されません。

【構成タブ】

構成部品を登録し、その構成品の使用数(員数)を登録します。

├ 1、構成品を新規登録する

追加したい部品が製品マスタに未登録の場合、[新規登録]ボタンより起動した製品マスタ画面に登録します。

登録完了後、構成品の製品マスタ画面を閉じると構成品一覧に追加されます。

├ 2、構成品追加

構成品として追加したい部品が製品マスタに登録済の場合、[追加]ボタンより起動した下図の「F0203_製品構成登録」

画面より、部品を検索し、選択することで、構成部品として追加登録します。

├ 3、構成品の削除

  追加済の構成品を削除する場合は、①削除したい構成部品を選択し、②[削除]ボタンより削除します。

├ 4、員数を修正する

構成品を追加した直後の員数は自動的に「1」で登録されますので、必要に応じて修正する必要があります。

ここでは設計者の作業効率を上げる為、構成品一覧に直接データを入力して修正をおこなうことが出来ます。

構成品一覧内のセル背景色が直接入力可色の欄は直接入力可能セルとなっています。

修正したいセルをClickするとセル内にカーソルが表示されますので、修正データを入力して下さい。

修正確認メッセージなど表示されずに、直ちにデータが更新されますので、操作には十分にご注意下さい。

尚、直接入力は小部品に対してのみおこなうことができます。孫以降の構成品につきましては、該当部品のヘッダーを

W-Clickすると製品マスタ画面が起動しますので、そちら側でおこなって下さい。

また初期値では、すべての構成部品が展開表示されていますが、小部品のみ表示したい場合は、下図の [□小部品のみ]

の□をClickし、☑とすることで、小部品のみの表示に切替える事が出来ます。

└ 5、順位を変更する

構成品の表示順は、追加した順番に後方へと追加されます。指示書発行時の構成票へ出力順にも影響しますので、

並び順についてもメンテナンスする必要があります。

【発注・手配タブ】

このタブは、製品種別によって、表示内容が変わります。

├ 部品

├ 外注品

└ 購入品・その他

【備考タブ】

製品や加工について、注意すべき点等の情報を登録する画面です。

【履歴タブ】

製品マスタの重要な修正等を記録しておくことが出来ます。記録の方法等は社内で取り決めてご利用下さい。

当システムでは、製品マスタに対し修正をおこなうと、自動的に変更内容が記録されています。

タブ内右上の[更新履歴]ボタンより、下図の[F0203_7_製品更新履歴] 画面にて履歴を確認できます。

※ 製品履歴データは、修正、削除することは出来ません。    

※ 工程、構成の設計内容は記録されません。

※ 単価につきましては、別途単価マスタ内に単価変更履歴機能がございます。

タブ内右上の[不具合履歴]ボタンより、[F0232_不良状況入力]画面が起動し、表示製品の不具合履歴を確認できます。

こちらの機能につきましては、「不良管理」をご参照下さい。

【原価・販価タブ】

ここでは、材料費や外注費と、工程タブで入力された「工程」「工程単価」「加工時間」から部品の製造原価を計算する

ことができます。計算ボタンをクリックすることで最新の情報に更新されます。

販売価格と製造原価の比較

製造した製品の販売価格が適正であるかどうかの比較が可能です。

【資料タブ】

ここでは、図面、製品画像等、製品に関する資料を、様々ファイル形式で保管しておくことが出来ます。

まずは、システム設定にて、下図の箇所の登録をおこなって下さい。

※未登録の場合資料タブは表示されません。

├ 資料ファイルの保存先設定

├ 図面を登録する①

図面ファイルを【図面ファイル名】テキストボックスにドラッグ&ドロップします。

├ 図面を登録する②

├ 図面を登録する③

※ 既にファイル一覧上に登録されているファイルを図面と設定する場合

図面ファイル名の削除方法

「図面ファイル名」テキストボックスの文字をすべて削除し[修正]して下さい。

ファイル一覧に登録済ファイルの削除、リネーム等

ファイル一覧の保存先フォルダは、[フォルダ開く]ボタンをClickするとエクスプローラが起動します。

├ その他ファイルを登録する

図面以外にも、製品資料として見積書や画像ファイル等様々なファイル形式を一括管理出来ます。

※ 複数のファイルを一括して登録出来ます。

※ フォルダもまとめて登録することが出来ます。だだし、フォルダはファイル一覧には表示されませんので不要に

  なったファイル等を保管するのに有効です。

└ 保存したファイルを開く

保存ファイルはフォルダを開いても行えますが、ファイル一覧をより次の方法でファイルを開くことが出来ます。

製品管理に関連するマスタ

ここでは、製品管理に関係するその他マスタのご案内です。

1、F0211_材質マスタ

母材の材質と比重を登録管理します。導入時提供マスタデータです。

※登録・修正・削除方法については、システム基本操作を参照下さい。

2、F0204_材料マスタ

材質や材料のサイズ、発注先などを登録します。材料マスタ画面の構成は下図のとおりです。

▼検索欄

3、F0216_材料形状マスタ

材料の形状名とその形状は、サイズX Y Z t(板厚)に該当するか登録します。

導入時提供マスタデータです。

4、F0218_材料定尺マスタ

材料の「定尺名」と「寸法」を登録することができます。

5、F0210_工程マスタ

製品マスタ-工程タブに登録元となる工程マスタです。

危険源タブでは、工程で発生する可能性がある危険項目を管理し、最危険源と判断した内容を手配書に表示し、

予め危険を促し、安全対策を目的としたものです。

並び順の変更

工程を選択する場面で、よく使う項目順に表示されるように並びかえることができます。

並び順の移動には、直接番号を指定する方法と、「↑」「↓」ボタンをクリックして移動する方法があります。

いずれの場合も、まず、必ず「表示No.」ラジオボタンを選択してください。その後、並び順を変更したい工程の

ヘッダーをクリックして選択をおこなってください。選択されると背景色が青色になります。

工程の削除と重複している工程のまとめ方

長年利用された場合などに、入力担当者が変わった等の理由で、同じ内容の工程が異なる名称で重複して登録されて

しまうことがあります。そのような時、工程の削除を行ったり、もう一つの工程と統合したりすることができます。

工程の削除方法

まずは、各工程のヘッダーをクリックして選択状態にします。

利用状況ボタンをクリックすると、下記のように該当工程の利用状況が開き、利用状況を確認できます。

選択した工程が、どの製品にも使われていない場合には、その工程を完全に削除することが可能です。

工程マスタに戻って削除ボタンをクリックすることにより、完全に削除することができます。

もし、選択工程が何らかの製品に使われていた場合には、その工程は削除することはできません。

非表示にした工程を確認したい場合には、工程マスタの、「☑ 削除」にチェックを入れてください。

非表示にされた工程の検索・表示ができます。

非表示にした工程を元に戻したい場合は、元に戻したい工程のヘッダーをクリックしてください。

次に、削除区分のチェックボックスのチェックを外してください。(工程を非表示にした際の「 ☑ 削除」とは場所が

違いますので、ご注意ください。)チェックを外したら「修正」ボタンをクリックしてください。

工程の統合方法(製品マスタに登録された工程をどちらか一つにまとめる)

例えば下記のように、「タッピング」と「タップ・皿・リーマ」の工程が重複している場合について説明します。

まずは、各ヘッダーをクリックして、選択状態にしてから、「利用状況」ボタンをクリックします。

利用状況を確認して、使われている製品がなければ、その工程は削除しても問題ありません。

双方に製品登録があった場合、どちらの工程に統合して変換をおこなうかを考えましょう。

今回の場合、「タッピング」工程を「タップ・皿・リーマ」工程に変換して統合することとします。

まず、「タッピング」工程のヘッダーをクリックしてから「利用状況」ボタンをクリックします。

「利用状況」の画面が開きます。変換工程のセレクトボックスから「タップ・皿・リーマ」を選択します。

選択後に「変換実行」ボタンをクリックします。

一度、利用状況画面を閉じて、「タッピング」を選択して、再び「利用状況」ボタンをクリックしてみましょう。

先程は存在した2製品が消えていることがわかります。

一方の「タップ・皿・リーマ」の利用状況を確認します。

先程「タッピング」工程にあった2部品がこちらに統合されていることがわかります。

利用状況画面を閉じて、部品との関連性がなくなった「タッピング」工程を完全に削除します。

以上で、工程の統合作業は終了です。

6、F0217_工程詳細マスタ

工程に対し、詳細情報を登録するマスタです。

[詳細マスタ]をClickすると、下図のような画面が表示されます。

詳細一覧をWclickすると、製品マスタ-工程タブ画面は下図のように選択した詳細名がセットされます。

※複数可能

・並び順の変更

工程詳細を選択する場面で、よく使う項目順に表示されるように並びかえることができます。

並び順の移動には、直接番号を指定する方法と、「↑」「↓」ボタンをクリックして移動する方法があります。

いずれの場合も、まず、並び順を変更したい工程のヘッダーをクリックして工程詳細の選択をおこなってください。

選択されると背景色が青色になります。

7、F0114_危険源マスタ

前ページの危険源タブの表示元となる危険源マスタのご説明を致します。

※危険源を削除すると、組み付けられている区分すべてを同時に削除しますのでご注意下さい。

※工程マスタの危険源タブで登録済の危険源は、削除できません。

8、F0203_ロット単価マスタ

[メニュー] – [製品マスタ] – [受注単価]

起動元により「受注」「発注」等毎にロット単位の単価を登録管理します。

画面構成は下図の通り、「ロット別単価」と「単価変更履歴」となっております。

1、登録

ココでは、受注単価を例に登録方法をご説明致します。

まずはじめは、1つあたりの単価を登録します。[以上]項目のデータは「1」となっています。

2回目以降の登録は、[以上]項目もユーザーが指定します。

例えば、1~9個までは、100円で、9個~110円の場合は下図ように入力します。

[追加] Click後は、下図の通り、登録した前ロットの単価データが 1~9となります。

2、修正・削除

3、ロット単価変更履歴

単価データを修正すると、変更履歴に追加されます。

履歴データの備考欄に、直接メモを追加することが出来ます。

基本的には、修正履歴に対し、修正したり、削除したりすることは出来ません。

しかし、管理者権限を持っているユーザーに場合、旧単価に関しては履歴データを修正することが出来ます。

[修正・削除] ボタンをClickすると、下図のようになります。