総合生産管理システム「TED Ver.3.0」

TEDが産業・社会へ与えるインパクト

生産管理システム「TED」が切り拓く、製造業DXの新時代

従来の課題:「蛸壺化」した生産管理の現実

属人化と独自ルールの弊害

中小製造業の生産管理は、長年の経験則と独自ルールにより属人化が進行。結果として、システム化が困難な「蛸壺」状態に陥っていました。

高額開発という固定観念

「各社独自の高額なシステム開発が必須」という固定観念が業界に定着。ITベンダーへの要件定義さえ困難な企業が多く、導入の敷居が極めて高い状況でした。

TEDが実現する革新的アプローチ

管理の本質への回帰

企業活動の根幹である「管理」の本質(基準と現状の差を把握・分析しPDCAを回すこと)は、業種や規模を問わず共通という考えに基づいた設計思想。

TPS(トヨタ生産方式)の織り込み

世界的に実証された高機能なトヨタ生産方式を汎用システムに組み込むことで、高度な生産管理を標準機能として提供します。

汎用性がもたらす適正価格

高機能・フルスペックでありながら、汎用性ゆえに入手可能な価格を実現。これが製品の信頼性と導入可能性を飛躍的に高めます。

導入プロセスの革命:「見学」による要件定義


01

稼働工場の見学・確認

従来は困難だったシステム導入時の要件定義を、実際に稼働している工場の見学で代用可能に。


02

成功事例の体感

机上の議論ではなく、実際の成功モデルを目で見て確認することで、導入後のイメージが明確化します。


03

リスクの劇的な低減

実証済みの運用を確認できるため、導入失敗のリスクが大幅に低下。安心して導入判断ができます。


04

横展開の加速

成功モデルの共有により、同業他社への展開が加速。業界全体の生産性向上を促進します。

柔軟な導入形態:企業ニーズに応じた最適化

端末数の自由な選択

最大100台まで、企業の規模や目的に応じて端末数を自由に設定可能。小規模導入から段階的な拡大まで対応します。

生産性向上を第一目的に

DX(デジタルでの見える化)により、付加価値生産性向上に圧倒的な効果を発揮。データに基づいた迅速な意思決定が可能になります。

中小製造業を取り巻く課題への貢献

人手不足問題の緩和

効率的な生産管理により、限られた人員でも高い生産性を実現。業務の標準化で新人育成も効率化されます。

働き方改革の実現

リアルタイムな進捗管理と業務の見える化により、残業削減と計画的な業務遂行が可能に。従業員の働きやすさが向上します。

賃金上昇への対応

生産性向上により、賃金上昇圧力に対応しながらも収益性を維持。付加価値の高い業務へのシフトを支援します。

ペーパーレス化の推進

デジタルでの情報共有により、紙ベースの管理から脱却。環境負荷低減とともに、情報検索・活用の効率が飛躍的に向上します。

日本経済への波及効果:競争力強化の基盤として

中小製造業全体の底上げ

日本経済の基盤である中小製造業の生産性向上により、産業全体の競争力が強化されます。

グローバル競争力の獲得

効率的な生産体制の構築により、国際市場での競争力を高め、新たなビジネスチャンスを創出します。

持続可能な成長モデルの確立

デジタル化による継続的な改善サイクルが、長期的な企業成長と産業発展を支えます。

TEDは、単なるシステムではありません。中小製造業の「当たり前」を変革し、新しい価値創造の土台となる、産業インフラそのものです。

まとめ:TEDがもたらす未来

固定観念の打破

「高額な個別開発が必須」という業界の常識を覆し、汎用性と高機能の両立を実現しました。

導入障壁の大幅低減

成功事例の見学による要件定義で、導入リスクを最小化。確実な成果への道筋を提供します。

社会課題への貢献

人手不足、働き方改革、賃金上昇など、中小製造業を取り巻く課題解決に実質的に寄与します。

産業基盤の強化

日本経済の基盤である中小製造業全体の競争力を高め、持続可能な成長を支援します。

生産管理システム「TED」の将来性

ホップ、ステップ、ジャンプの3段階で発展させ、世界競争に打ち勝つ中小製造業を支援します。

ホップ:生産管理システム

「動く」と「働く」を明確化し、リードタイム短縮でキャッシュフロー改善。設備、経理、品質など全情報を蓄積し、労務・税務・財務・法務サービスで包括支援します。

ステップ:AI融合による最適化

「AI工場長」が蓄積データを分析し、各端末へ改善指示を表示。社員の生産性向上、設備点検精度向上、品質不具合撲滅、在庫最適化で付加価値生産性を最大化します。

ジャンプ:ロボット化スマート工場

洗練された工程に自動装置・ロボットを投入し、多品種少量不規則生産の省力化を推進。売上を半分から1/3の人数で達成し、意欲ある人材に2〜3倍の人件費を支払える体制を構築します。

TEDの認定・受賞歴

IT導入補助金対象ツール認定(通常枠、4プロセス対象)
中小企業経営強化税制対象機種認定(A類型)

※旧Ver.での受賞も含む

 2023年11月に『優秀賞』を受賞した「TOHOKU DX大賞2023」では「革新性」、「波及効果」、「社会的課題への対応」の3項目において、有識者等で構成する選考委員会において高い評価をいただきました。
 また、2024年1月に『企業連携賞』を受賞した「いわてDX大賞2023」の選考委員会の講評でも、「全国の中小製造業と連携して、それぞれの課題を持ち寄っての課題解決、きめ細かなノウハウを入れこんでいる生産管理システムの開発は非常に意義が大きい。」と評価されています。
 更に、2024年4月には、弊社の参画企業である(株)広島メタルワークが、経済産業省の「DXセレクション2024」の優良企業の認定を受けました。この受賞もTEDを活用して生産性の向上を果たし、DXの推進を成し遂げたことによるものです。
 そして2025年7月に支援部門『優秀賞』を受賞した「日本DX大賞2025」では中小製造業が抱える共通課題に対し、当事者である8 社が自ら生産管理システムを共同開発。現場のニーズに即した実践的なDX を推進し、業界全体の課題解決を目指すモデルを構築した点が評価されました。

TEDの主な用途

TEDの特徴・機能

TED導入実績

TED開発の経緯

 日本の中小製造業は、「働き方改革」による労働時間の減少生産年齢人口の減少最低賃金の上昇デジタル競争力の低迷という複合的な課題に直面しています。 この危機を打破するため、全国8社(岩手から鹿児島)の中小製造業が連携し、大手メーカー製システムの導入・運用を試みました。しかし、そこで判明したのは、「機能が複雑すぎて現場目線ではない」「端末価格が高額で、工場全域に行き渡らせることが不可能」という現実でした。

 既存品では課題解決ができないと痛感した我々は、「中小製造業が本当に使え、無理なく導入できる価格のシステム」こそが、自分たちの勝ち残りに不可欠であると決意し、独自開発に着手しました。