【速報】IT導入補助金2025、採択率の低下続く、3次公募の通常枠の採択率はついに30.4%まで下がる!

かつて70%台の通常枠の採択率は、ついに30%まで低下
2025年9月2日、IT導入補助金2025の第3次公募の採択の結果が発表になりました。通常枠の採択率は30.4%でした。2025年6月18日発表の第1次公募の通常枠の採択率は50.7%、7月24日発表の第2次公募の通常枠の採択率は41.1%でしたから、回を追うごとにおよそ10%ずつダウンしたことになります。
これは、2024年、2023年のIT導入補助金採択率が通常枠はおおむね70%台であったことを考えると、大幅な採択率ダウンです。2025年は、審査基準が厳格化しており、申請通過のハードルは確実に上がっていると言えるでしょう。

審査基準の厳格化
採択率が低下している背景には、審査基準の厳格化が考えられます。特に、経済産業省や中小企業庁は、補助金の効果的な活用を重視しており、以下の点をより厳しく審査している可能性があります。
事業計画の具体性・実現可能性: IT導入によって、いかに生産性向上や経営課題の解決が図られるかが、より具体的に数値をあげて示されているかが重視されます。
ITツールの妥当性: 導入するITツールが、申請企業の事業内容や経営課題に本当に合致しているか、その選定理由が明確であるかが問われます。
費用対効果: 補助金によって得られる効果が、投資額に見合うものであるかが厳しく評価されます。
また、不正受給事例が発覚したことで、事務局は審査基準をより厳格化せざるを得なくなったこともあると考えられます。特に、キックバックや還流は、不正の温床と見なされ、これらを見抜くための審査が強化されています。具体的には、申請書類の内容と実際の支払いの整合性、ITツールの価格設定の妥当性などがより厳しくチェックされます。
これら審査の厳格化が、申請件数に対する採択件数の減少に直結し、結果として採択率を下げる一因になっています。
*不正行為について(IT導入補助金2025事務局)
今後については不採択者の再応募もあり、さらに競争は激化すると予想
今後の通常枠の公募においても、採択率はさらに厳しくなる可能性が高いとみています。ただし、現在30%の採択率があとどれくらい低下するのかは、全く予想がつきません。下のグラフを見てお分かりになるように、今年は1〜3次公募の合計で不採択者数が6,219と、昨年(1,568)の4倍のレベルに不採択者が増えています。これら過去に不採択となった企業が再応募するケースが増えるため、競争はより激化すると予想されます。

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採択率アップのポイントについては、次の記事をご参照ください

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