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2019/07/19 (Fri)

2億5000万件のメールアドレスが乗っ取られているそうです。
TrickBot(トリックボット)と呼ばれるのマルウェアが、
2016年に確認されて以来、猛威をふるっているそうです。
サイバーセキュリティ分野でこのマルウェアは、企業や政府機関を
標的とする最も危険なものに分類されています。専門家らは、トリ
ックボットが累計で2億5000万件のメールアカウントに被害を
与えたと推定しています。
セキュリティ企業のDeepInstinctはトリックボットの
動向を注意深く観察していて、このマルウェアが近年、さらに危険
な機能を備えるようになったと指摘しています。その一つにあげら
れるのが、TrickBooster(トリックブースター)と呼
ばれるものです。これは、感染したコンピュータから、トリックボ
ットを配信し、さらに感染台数を増やすものです。
トリックボットの本来の目的は、金銭の詐欺となります。このマル
ウェアは人事部宛に送られる偽の履歴書などを装って拡散します。
マイクロソフトのワードやエクセルなどにウィルスを潜ませ送りつ
けるといいます。
拡散の仕方は様々ですが、その典型例の一つがマイクロソフトが用
いるSMBプロトコルを経由したものとなります。SMBは同じネ
ットワークにつながる複数のコンピュータのデータを共有していま
す。このため、組織内の一つの端末が感染した場合、それがあっと
いう間に組織全体に広まってしまうことになるのです。
トリックボットの進化版であるトリックブースターは、組織内のコ
ンピュータを乗っ取り、他の端末にトリックボットをEメールで送
信します。これにより、マルウェアを含む添付ファイルの開封率を
アップさせているということです。
DeepInstinctの調査で、世界で2億5000万件近く
のEメールアカウントがトリックボットに乗っ取られていることが
判明しています。さらに問題が根深いのは、これらのメールアカウ
ントが、過去に問題を起こしていたものとは異なる、未知のもので
あることだそうです。
そのうちの2500万件以上がGメールのアカウントで、2100
万件がYahoo!、さらに1100万件がHotmailだった
そうです。また、1000万件がAOLやMSNのアカウントであ
るとされています。DeepInstinctはこれ以外に、膨大
な数の政府関連のメールアカウントが乗っ取られていると指摘しま
した。
米国でトリックボットに感染したメールアドレスのなかには、司法
省や国務省、国土安全保障省、郵政省のものもあるといいます。
また、IRS(合衆国歳入庁)やNASAのアカウントも含まれて
いるそうです。さらに、カナダや英国の政府機関のアカウントもデ
ータベース内で発見されたそうです。
次から次へと新手の手法が編み出されています。
最近では、本物の連絡メールでさえ開封するのを躊躇しています。



2019/07/18 (Thu)

日本ではまったく知られていませんでしたが、2006年に発見さ
れた小惑星2016QV89が、2019年9月9日に地球に衝突
する恐れがあるとのニュースがヨーロッパの一部で報じられ、小さ
な話題を呼んでいました。
この小惑星は直径が50mクラスのもので、宇宙のスケールから見
ると芥子粒のように小さな存在にすぎないものです。また太陽系に
は大小合わせて100万個以上の小惑星が存在していると言われて
います。
このクラスの小惑星は観測が難しく、あ2006年に発見された当
時も、わずか10日足らずでその存在を確認することができなくな
ってしまいました。この10日間に得られたデータから、将来の軌
道が計算されたのですが、2019年9月9日に7000分の1の
確率で地球に衝突する可能性があることが判明しました。
このような小さな小惑星の場合、地球に衝突するリスクについては
観測によって確認し続けることができないため、地球に比較的近づ
いてきた時期に、だいたいこのあたりにあれば衝突するという予測
を立てて、付近の宇宙空間をこまめに探索するしか方法がないそう
です。
ところで7000分の1という確率をどう見ればよいのでしょうか
宝くじで1等が当たる確率は200万分の1程度であることを考え
ると、意外とそれほど小さくない気もします。人類にとっては無視
してよいレベルの数字ではないとも思われます。
一説によると150mクラスの小惑星がもし東京に落下した場合、
東京は全滅するといいます。50mクラスであっても一つの都市が
全滅するほどのインパクトがあるそうです。しかも50mクラスの
小惑星が地球に衝突する確率は100年に1度程度で、人間の寿命
を考えれば、一生に一度くらいは遭遇する可能性があり、無視でき
ない頻度であります。
今回この小惑星が地球に衝突する危険性についてESAから重大な
発表がありました。今回の発表は、世界を代表する2つの天文台
(ESAとESO;ヨーロッパ南天天文台)が協力し、7月4日か
ら5日にかけて実施した観測結果に基づくものになります。
その発表内容ですが、9月9日に地球に衝突する可能性のある宇宙
空間の範囲内に、2016QV89の存在は確認できなかったとい
うのがその結論となります。今回、とりあえず当面の危機リスクが
ないことが明らかになったわけですが、宇宙にはまだまだ我々の知
らないリスクがたくさん潜んでいることは間違いありません。
昔の恐竜の再現も??



2019/07/17 (Wed)

ラーメン店で数年前から相次いでいる、子どもからのいたずら電話
が、Googleの音声検索機能が原因ではないかという話です。
東京・町田にあるラーメン店「パパパパパイン」が7月14日に、
Twitter上で、そのような投稿をして話題になっています。
電話の主は1〜4歳程度の女の子で、Google Chrome
の音声検索で「パパ、パパ」と連呼し、検索結果から誤って電話を
かけてしまった可能性が高いということです。
ツイート内容を基に、ある記者がGoogle Chromeの音
声検索機能を立ち上げ、「パパ、パパ」と何度か入力したところ、
検索画面のトップに同店の情報が表示されたそうです。店名や住所
の他、同店に電話をかけられるボタンもあるため、子どもが誤って
タップした可能性がありそうです。
同店は2017年に、西荻窪から現在の町田へと店舗を移転したそ
うですが、子どものいたずら電話は移転前から相次いでいたという
ことで、移転後に電話番号を変えてもなくならいことで、「恐怖を
感じていた」といいます。同店は「子どもがスマホで遊ぶときはご
注意ください」と呼び掛けているそうです。
上記の同店ツイートは、16日午後3時の時点で、8600回以上
リツイートされるなど話題になっているようです。ネット上では、
「そんなトラップがあるとは思わなかった」「すごくかわいいオチ
だった」という声がある一方、「何か対策はないのか」といった声
も出ているそうです。
便利な反面、困ったことも起きてしまう、ひとつの事例ですね。



2019/07/16 (Tue)

Windows 10でパスワードが不要になるようです。
Microsoftが米国時間2019年7月10日にリリースし
たWindows 10 Insider Preview ビル
ド18936には、「Make your device pas
swordless(デバイスをパスワードレスにする)」という
オプションが一部のPCに展開されました。本オプションを有効に
すると、サインイン画面で選択可能だったパスワード入力が無効に
なるそうです。
最近のPCはWindows Hello対応カメラを備えるデバ
イスも多く、法人向けPCであれば指紋認証、それ以外でもPIN
(暗証番号)を使用できる為、Windows 10 PCでパスワ
ード入力を減らそうと思えば減らせるのですが、パスワードによる
認証は限界に達していて、先ごろ日本で発生した「7pay問題」
もひとつの例となります。7pay問題では、悪意を持ったユーザ
ーが総当たり攻撃でパスワードを突破し、ひも付けたクレジットカ
ードによる金銭被害を引き起こして世間を騒がせました。
Windows 10ではパスワードの有効期限ポリシーの削除を
予定しています。加えて、Microsoft CVP, CISO
(最高情報セキュリティ責任者)のBret Arsenault
氏は公式ブログにて、Microsoft経営層に「24カ月以内
にパスワードの排除を見込んでいる」ことを報告し、大きく評価さ
れたことを記述しています。
Microsoftは、Microsoft AzureやWin
dows 10といった自社ソリューションに対して、特定の文字
列をパスワードに使うことの禁止や、多要素認証の推奨、TPM 
2.0もしくはFIDO 2.0を用いたセキュリティの提供を段
階的に推し進めていきます。その為のWebページも合わせて公開
していることから、その本気度がうかがえます。
パスワードは「合い言葉」として、紀元前のローマ軍でも使われて
いたといいます。戦争結果や兵士の生死を左右する要素でしたが、
現在は個人情報の漏えいから金銭被害と直結します。
Microsoftはパスワードレスパートナーシップを通じて、
FIDO 2.0対応デバイスの普及活動を続けると別の公式ブロ
グで表明しました。
スマートフォンでは指紋認証や顔認証が当たり前となり、パスワー
ド入力が必要なのは、WebサービスやWebサイトの会員ページ
にアクセスする場面位です。UX(ユーザーエクスペリエンス)の
視点なら、もはやパスワードは無用の長物となっています。
「パスワードが不要になる、その日」に向け、Microsoft
の取り組みが着々と行われています。



2019/07/12 (Fri)

「はやぶさ2」、世界初、小惑星内部のサンプル採取に成功です。
探査機「はやぶさ2」のプロジェクトチームは、小惑星「リュウグ
ウ」への2回目のタッチダウンが成功したことを確認しました。
はやぶさ2は、今年2月、初となるリュウグウへの着陸に成功して
います。今後は夏頃に小型ロボットをリュウグウへと投下し、10
月〜11月にはリュウグウを離れ、2020年末に地球へと帰還す
る予定です。

今回はやぶさ2は、4月に弾丸を打ち込むことで作成した人工クレ
ーター付近へと着陸しています。そして、クレーター作成時に露出
した、リュウグウの内部の岩石の採取を目標としています。
小惑星の表面の岩石は太陽風や宇宙線の影響で性質が変化していま
すが、地下の岩石は変化が少なく、太陽系が誕生した当時の状態を
保っているとみられます。両方の岩石の成分の比較などから、太陽
系の成り立ちを知る手がかりが得られると期待されています。
初代はやぶさも小惑星イトカワで微粒子を採取しましたが、リュウ
グウはイトカワよりも、生命に欠かせない炭素や水の成分が多いと
考えられています。リュウグウの岩石の調査は、生命の起源を解き
明かすことになるかもしれません。

7月10日に高度2万メートルから降下を開始したはやぶさ2は、
を目指して高度を下げていました。そして、11日午前、はやぶさ
2は10日午前、地球から約2億4000万キロメートル離れた、
リュウグウ(直径約900メートル)で、高度20キロメートルの
位置から降下を開始しました。11日には自立運転に切り替えて、
事前に落としたターゲットマーカーをカメラでとらえながら降下を
続け、11日午前10時6分、ほぼ予定通りの時刻に着地し、無事
着陸ミッションを成功させました。そして、その数秒後に飛びたっ
たことを確認しました。着地の際に、試料採取装置から地表に金属
の弾丸を発射したことも確認され、弾丸の衝突で舞い上がった岩石
の破片を採取できたとみられています。



2019/07/11 (Thu)

7月よりコンビニでも本格的にサービスが始まったスマホ決済。
世間は“キャッシュレス時代”真っ盛りともいえるのですが、その
利用実態を見てみると、意外にもスマホのヘビーユーザーである若
年層でさえ乱立するスマホ決済に戸惑っている現実があります。
昨年あたりから急に騒がしくなったスマホを使ったキャッシュレス
サービスですが、何かしらのサービスを使っている方が多いと思わ
れます。「PayPay」が火をつけた大型のポイント還元セール
は、その後、「LINE Pay」や「Origami Pay」
などでも実施され、その派手な宣伝は多くの人たちの関心を集めま
した。
今年に入ってからは、スーパー、ドラッグストア、飲食店などでも
スマホを利用したQRコード決済サービスが使えるところが急増し
てきました。そして、7月1日からはコンビニのセブン−イレブン
(7pay)とファミリーマート(ファミペイ)が、それぞれ独自
のスマホ決済をスタートさせました。
コンビニでは7payが不正アクセス被害のトラブルに見舞われて
出足で躓いてしまいましたが、いざスマホ決済を利用してみると、
キャンペーンのせいもありますが、相当な割引を受けることが可能
になっています。さらに別のポイントも併用できることが多いので
知らないうちにポイント還元を受けることもできます。また、いつ
どこで使ったのかも一目で見ることもできますから、金銭の管理に
も役立ちます。
しかし、スマホ決済の普及はサービスの増加とは裏腹に道半ばのよ
うです。市場調査会社のリサーチ・アンド・ディベロプメントは、
首都圏在住の20歳から69歳を対象に「キャッシュレス決済」に
関する調査を実施していますが、それによると、スマホQRコード
決済の「所有・登録経験あり」と回答した人は29.2%でしたが
意外にも登録者の約半数が使っていないという結果が出ています。
多くの人たちがキャンペーンのCMを見て、アプリを登録するとこ
ろまでは行なうのですが、実際には使っていないということです。
同じ調査では、店での買い物(ネットショッピング含む)について
決済方法別の利用率も調べていますが、スマホを使った電子マネー
の利用率が19.2%だったのに対し、利用金額の割合では3%程
度と少額での利用が多く、これも意外なことに現金決済割合が高い
のは20代男女ということが明らかになっています。
一方、ネットリサーチ企業のマクロミルが全国20歳から69歳の
男女を対象にした調査では、利用している支払い方法の第1位は、
「現金」で97%でした。次いで「クレジットカード」が75%、
「銀行振り込み・引き落とし」38%、それに続いてSuica、
PASMOといった「交通系ICカード」で37%、WAONや、
nanaco、楽天Edyといった「流通系ICカード」で34%
でした。
LINE PayやApple Payなどの「スマホ決済」は19
%とまだ少ないものの、2018年10月から2019年4月の半
年で164%という急激な伸びは示しています。
また、こんな調査もあります。デジタルマーケティング事業を手掛
けるナイルが4月23日から4月30日まで10代から60代以上
の男女を対象に調査した結果によると、利用したことのあるQRコ
ード決済サービスは、「PayPay」が18.2%で最も多く、
次いで「楽天ペイ」13.1%、「LINE Pay」12.9%
と続いているそうです。
PayPayの2019年3月期決算は、売上収益5億9500万
円に対して、当期利益はマイナス367億8700万円と大幅な赤
字になっています。ソフトバンクとヤフーは昨年の100億円還元
キャンペーンに続いて、第2弾の100億円還元キャンペーンを実
施し、さらに還元キャンペーンを継続して早期に400万人登録を
目指すといいます。競合するLine Payやd払いなども、同
様の還元キャンペーンを行っており、まるでチキンレースの様相を
呈しています。

さて、実際に使ってみた感想はどうなのでしょうか。
「いろいろなアプリを使っているので、これ以上、いろんな決済ア
プリをダウンロードするのは……」と話す若者がいたり、「ダウン
ロードまではできたんですけど、そこからの登録手順がなんだか分
からなくて」と困っていたのは、ドラッグストアの50歳代の女性
従業員です。いずれも「割引キャンペーンやっているので、興味は
あるのですが」と言います。
さらにスマホの利用が多い大学生100人(3年生・4年生)に行
なったアンケート調査によると、なんらかのスマホ決済を利用して
いる人は25%、4人に1人と思ったより少ないようです。
一方で、交通系ICカードを利用している(重複も含む)学生は、
95%と高い割合になりました。まったく使っていない学生は5%
で、10%の学生はクレジットカードを利用していました。
学生たちの意見では、「チャージ式の交通系ICカードの方が安心
できる」、「セキュリティ面が不安だ」と言う意見が多く、特に、
「たくさんありすぎて、どれがトクなのか分からない」と言った意
見も多く出されたそうです。
また、「スマホ内にアプリがいっぱいで、これ以上入れたくない」
と、初めから使用する気のない学生たちもいたそうです。学生たち
のスマホには、いまや、音楽や画像、動画、ポイントカードなどの
アプリがたくさん入っています。
「飲食店でも、家電量販店でも、なんでもアプリをダウンロードし
ないと特典をもらえない店ばかりで面倒くさい」と話す学生もいま
す。さまざまな企業が、それぞれにアプリを提供しているために、
利用者側はキャッシュレスの利便性以前に疲れてしまっているよう
です。
実際に支払いをしようとしてレジに並んでみると、キャッシュレス
用のアプリを立ち上げ、さらにポイント用のアプリも立ち上げて─
と準備をしなくてはいけないし、店舗によっては電波状態が悪くて
反応が遅い場合もあります。1回使ってみて、こうした手間がかか
ることにがっかりしてしまったという学生もいました。

政府は、キャッシレス化を2025年に40%、さらに将来的には
80%まで引き上げると表明しています。経済産業省はキャッシュ
レス決済ができる店を検索したり、どの支払い方法がトクかの情報
を知ることができるサイトなども公開しています。
今年の10月には消費税が8%から10%に引き上げられる予定に
なっていますが、それに併せ、10月から9か月間、政府はキャッ
シュレス決済を利用した消費者に対し、購入額の5%もしくは2%
分をポイントやキャッシュバックで還元する施策を決めています。
これによって中高齢者の使用も増加するのではという期待を高めて
いるようです。
一方、商業者側からすると従来のクレジットカードと比較すると、
手数料が安く、さらに口座への振り込みが翌日から2日間と短いこ
となどから、キャッシュレス決済の導入を歓迎する経営者も多いの
だそうです。
しかし、流通業の関係者は「どれを使ってよいのか分からない競合
状態と、アプリの使い勝手、それからセキュリティなどへの不安が
解消されないと、巨額の還元キャンペーン狙いだけで、一気に熱が
冷める可能性もある」と危惧しています。
キャッシュレス決済に乗り出す事業者の動きを見てみると、4月に
はPayPayがイオンとの提携を発表し、決済金額の20%を還
元される「イオンでPayPayはじまるキャンペーン」を実施し
ました。6月には、ヤフーは電子マネー「Yahoo!マネー」を
9月30日に「PayPay」に統合すると発表しました。今後、
乱立している決済サービスは整理統合されていくと思われます。
そして、LINEとメルカリ、NTTドコモ国内3社に、アリババ
の「支付宝(アリペイ)」や騰訊控股(テンセント)の「微信支付
(ウィーチャットペイ)」の中国大手2社がQRコードを共通化す
る取り組みを始めると発表したように、今後はこうした事業者間の
連携の動きも急速に進むものと思われます。

スマホ決済の普及や利用率アップの鍵を握るのは、サービス提供会
社がいかに利用しやすいサービスを提供できるかにかかっていると
言えそうです。



2019/07/10 (Wed)

昨日、ジャニーズ事務所の代表取締役社長の、ジャニー喜多川さん
がお亡くなりになりましたが、その原因となった病名は、「解離性
脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血」です。いったいどんな病気なの
でしょうか。
くも膜下出血とは、脳の太い血管にできたコブ(瘤)が破裂するこ
とで発症する病気です。脳梗塞や脳出血と同じ脳卒中の一つです。
脳卒中は、わが国の死因別死亡率では、がん、心臓病、老衰に次い
で4位になっています。
くも膜下出血には、大きく二つのタイプがあります。兵庫医科大学
脳神経外科学講座主任教授の吉村紳一さんはこう説明します。
「一つは、一般的なくも膜下出血で、脳血管の弱い部分が膨らんだ
『脳動脈瘤』が破裂することで発症します。
もう一つが『解離性脳動脈瘤』で、3層構造になっている血管の壁
の1層目、あるいは2層目がメリメリと裂けて、血管壁の中側に血
液が入り込んで膨らみます。これが破裂したのが、解離性脳動脈瘤
破裂によるくも膜下出血です」
後者のくも膜下出血は、くも膜下出血全体の3%ほどで、年間の発
症率は30万人に1、2人程度だが、生存率は6割とも言われてい
て、救命できても後遺症が残りやすいそうです。
どちらのタイプも発症は突然で、これまで経験したことのない頭痛
に襲われるとのことで、「ハンマーで頭をたたかれたような激痛」
と訴える患者もいるといいます。その一方で、「一部の解離性脳動
脈瘤では、破裂する前の血管が裂け始めたタイミングがわかる」と
吉村さんはいいます。
「解離性脳動脈瘤は首の後ろ側にある2本の椎骨動脈にできること
が多く、そのきっかけとなるのが、首をひねる行為なのです」
運動中に転んで首をひねったときや、肩こりなど施術で首をグキッ
とひねられたとき、車の運転で後ろを振り返ったときが要注意との
ことです。ボールを投げる動作、野球のバットやゴルフのクラブを
振る動作なども危ないといいます。
こうした動作の後、後頭部や首のあたりに痛みを感じたら、迷わず
脳神経外科を受診してほしいということです。
このタイミングで解離性脳動脈瘤が発見されれば、大事に至らない
ですむ確率が上がるといいます。
解離性脳動脈瘤によるくも膜下出血は、ジャニー喜多川さんの年代
だけでなく、10代の若い人にも起こるのが特徴です。
きっかけがあればもちろんですが、何もない場合でも、突然、激し
い頭痛に見舞われたら、ためらうことなく救急車を呼ぶことが大事
なことになります。



2019/07/09 (Tue)

南極のブラント棚氷では、数年前から不吉な亀裂の広がりが観測さ
れてきたのですが、間もなく氷の分離が起こるということです。
ハワイ諸島の一つ島ほどの大きさの、巨大氷山がいつ誕生しても不
思議ではない状況とのことです。
英リーズ大学の極地観測モデリングセンターは先日、ブラント棚氷
の2つの亀裂のChasm−1とHalloween Crack
の模様を収めた動画を公開しました。6月初旬の時点で2つの亀裂
の間の距離(氷がつながっている部分)は、わずか5キロメートル
になっていました。亀裂と亀裂がつながれば巨大氷山が生まれるこ
とになります。
新たに誕生する氷山の面積は約1594平方キロで、ハワイ諸島の
カウアイ島(1430平方キロ)より大きく、マウイ島(1884
平方キロ)よりもやや小さいサイズとなります。
ブラント棚氷は南極大陸から海にせり出す位置にあり、研究者らは
以前からこの棚氷の動向を注意深く観測してきました。英国の南極
研究所はブラント棚氷の分離に備え、数年前に現地のハリー研究基
地を移動させていました。
南極で巨大氷山が生まれるのは珍しいことではなく、2017年の
ラーセンC棚氷の分離では、約5800平方キロの氷山が生まれて
います。
棚氷の分離の背景には気候変動の影響が指摘されています。
ノーザンブリア大学の研究チームは、ブラント棚氷の分離は、氷が
巨大化し過ぎ、重みを支えきれなくなった結果だとしていますが、
地球全体の平均気温の上昇が、これらのプロセスを加速させている
ことに疑いはないといいます。
研究者らは今、新たに生まれる巨大氷山の動きに神経を尖らせてい
ます。巨大氷山によって、さらなる海面上昇が引き起こされる可能
性があるからです。
グリーンランドの氷も過去の80年代の6倍の速度で溶けていると
いうことですし、氷が減っているのは確かなようですね。
ちなみに、グリーンランドの氷がすべて溶けてしまった場合、海面
が約7メートルほど上昇するらしいですよ。



2019/07/08 (Mon)

画像編集アプリ「フォトショップ」で知られるアドビが、写真の加
工を暴くツールを開発中であることを発表しました。フォトショッ
プの「ゆがみフィルター」を使っているかどうかを検出するという
もので、もし使っている場合には元画像を復元することも可能だと
いいます
ゆがみフィルターは、人物の写真を加工する場合の定番です。
目の大きさや高さを調整したり、鼻の形や顔の長さ、脚の長さを変
えることもできます。ブログやインスタなどのSNSに写真を投稿
する場合、このフィルターを使って修正した画像を載せているケー
スが少なくありません。もちろん、芸能人なども多く使っていると
推測されます。それを暴いてしまうとは、なんとも恐ろしい(?)
ツールが登場したものです。
アドビによると、この検出ツールは人工知能を使い、高い精度を実
現しており、顔全体に加工を施した場合、99%の確率で特定でき
るといいます。
どのような形でこのツールが提供されるのかわかりませんが、もし
誰でも使うことができるとなれば、、、まあどうということもない
のですが、本当のことが知りたい方には重宝するかもしれません。
ツールが検出できるのは「ゆがみフィルター」による加工だけで、
それ以外の美肌加工は判別できないようです。ツールの製作はまだ
初期段階だそうで、リリースがいつになるかはまだわからないとい
います。



2019/07/05 (Fri)

今日は、皆さんご存知のAMラジオについてです。
2019年3月27日に、総務省の有識者会議が開催され、その席
上で、業界団体である民放連(日本民間放送連盟)が、「ラジオの
将来に関する要望」の1つとして「FM補完中継局制度の見直し」
を出しました。FM補完中継局というのは、FM周波数を用いて、
中波(AM)放送の補完的な放送を行う中継局のことです。
そして、そこには、2023年の再免許時を目途に「一部地域で」
AM放送を「長期間にわたり停波」できるように制度的措置を行う
と明記されているのです。要は、AM放送を停波して、FM放送に
移行したいということです。
民放AMラジオ放送局が、看板であるAMラジオ放送を停波したい
と、なぜ言わざるを得なくなったのでしょうか。大きな理由の1つ
が、収入が大きく減少したことです。2017年度は、ピークだっ
た1991年度の約60%減になっています。
2つ目は、支出の中で大きな割合を占める放送設備、中でも送信設
備の保守・維持・更新に伴う費用負担が重くなってきたことです。
AMラジオ放送の送信設備は、FMラジオ放送に比べて数倍のコス
トがかかるそうです。AM波のアンテナは100m級の巨大な鉄柱
で、FM波よりも出力が大きい場合が多く送信機自体も大型で高価
になります。
今、問題になっているのが、送信アンテナの鉄柱の耐用年数です。
定期的な保守をしていても約50年ということです。1950年代
に放送を始めた開局60年以上のAMラジオ放送局が多い昨今では
多くの局で根本的な更新が必須な状況に迫られています。
それでは、FM波に転換すればAMラジオ放送局は安泰なのかとい
いますと、決してそんなことはないようです。なぜなら、AMと同
じく、FMラジオ放送局の売上も減少しているからです。2000
年度をピークに2017年度は約35%減になっているそうです。
民放局の動きを、関係者はどう見ているのでしょうか。NHKは、
放送法第20条で中波放送を行うと定められているそうで、変わる
ことなくAMラジオ放送を継続するということです。
そして国ですが、これまでの総務省の見解は、「FM補完局の送受
信環境の整備が将来的に進んだ場合におけるAMラジオ放送の展望
については、代替手段の有無や国際権益確保の観点を踏まえ、慎重
に検討を進める必要がある」としていますが、今回の民放連からの
要望を受けて、どう判断するのでしょうか。
今回の件に対して、総務省の有識者会議は、2019年6月から7
月に中間取りまとめを行い、2020年3月に最終取りまとめの方
向で動きます。このスケジュールで総務省などから、何らかの発表
があるかと思われますので、今後の動向に注目したいところです。
AMラジオを買っても、NHKしか聞けなくなるのですから、通常
ではFMラジオがあれば良いということになりますかね。




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